社内備品とうなぎパイ

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雪と死ぬ準備

もう2月も中旬ですか。早いですね。いい気なもんですよ。本当。年度末とか言って。


私的なこと、しかも仕事の話で恐縮ですけど、4月から私の部署、2人になるんですわ。全盛期の半分以下の人員ね。しかも私以外のもう一人の方は兼任ですから、席にいないことが多いんですね。あとついでに、その人そろそろ産休入るからね。心細くて死にそうですよ。
よく言いますね。1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、なんつって昔の人はうまいこと言うなー、なんて思いますけどね、じゃあ4月は何かな? って。私ね、4月は死ぬ、じゃないかなって思うんだよね。

この年になって、最近よく考えるんです。どうすればいい人生になるのかなって。好き勝手やってなんとかなる時代もそろそろ終わると思うし、もっと人生と向き合った方がいいんじゃないのかなーって。で、いい人生を送るにあたって、4月死んでる場合じゃなくね? って思うわけね。そうやって考えると、何がヤバイって仕事だよね。もう私の中のエマージェンシーランプが光りっぱなしですよ。

ちょっと話変えますけど、プレイステーションで「学校を作ろう」ってゲームがあるんですよ。私立高校の運営シミュレーションゲームなんですけど、収入源が生徒からの授業料と、あと購買の売り上げと、たまに来る寄付金、それで設備費と教員の給料を賄うっていうゲームで、何がきついかって最初の2年間がすごく厳しいんですね。3学年揃わないから、授業料が圧倒的に足りなくなっちゃうってなもんで、一番最初に憂き目を見るのが教員なんですよね。給料減らせば楽なんですよ。でも少ない給料で働かせてるとストレス溜まって生徒に嫌われる使えない教員になっちゃうので、かわいそうだなって思いながらゲームしてた。


今、そんな感じだと思うんだよね。





この度雪が降って、一番最初に頭に浮かんだのは、私初めて雪見たのっていつだったっけ? ってことだった。そこからどんどん、その時どんなこと思ったんだっけ? とか、何で思い出せないんだろう? とかずっと考えてた。絶対にすごい衝撃を受けたと思うんだけど、なぜ忘れてるんだろう、ってな。


結局何が言いたいかって、私が死ぬとして、その時に思うことが、あの時ストレス溜まって病院行ったな、とか、ああすればよかったなこうしたかったな、じゃ困ると思ったんだよね。もっとこう、腹抱えて笑った日のこととか、初めて雪見た時のこととか、そういうことを思いながら死にたいと思ったんですよね。今みたいな日々に思い出を塗りつぶされたくないと感じてしまったんですよね。

だからもうちょっと人生と向き合って、ちゃんと死ぬ準備しようかなって。いい意味で。
雪が降って、そんなことをずっと考えていました。