社内備品とうなぎパイ

アニメとか漫画とかゲームとか映画とか

趣味が死ぬ

気づいたら子供が1歳になっていた。早い。昨日5歩ほど歩いていた。お前、もう歩けるんか…という感じ。1年前の今頃は横たわってうねうねしながら泣いているだけだったのに、いまやえびせんの袋片手に食べ歩きなどしている。成長がめざましすぎて眩しい。私はこの1年で何か成長しただろうか。

 

子育てをしていると趣味が死ぬ。私の場合は読書とゲームと映画鑑賞が趣味だったが、ことごとくできなくなった。本読んでたら奪われてページを破られそうになるし、ゲームをやっていたらコントローラーを奪われて投げられるし、映画鑑賞は…まあ家で流しておく程度ならできるんじゃないですかね…? 途中でぐずられたりしたら一時中断して相手しないといけないけど。落ち着いて鑑賞は無理。映画館は預ければ行けるか。1日中映画館ハシゴとかはさすがに無理かな。

 

なので、趣味は子供が寝てからやるしかないんだけど、子どもが寝ていて大人は起きてる時間って結構短いんですよね。うちの場合は1日のうち2時間ちょいくらいしかない。その2時間のうちに、次の日の保育園の準備とか、洗濯・皿洗いなどの家事をしたり、持ち帰った仕事をやったりしつつの、趣味の時間なんですよ。できなくない?趣味。寝る時間削ればもう少しイケるかもしれないけどなんてったってこっちも眠いからね。夜中子供に何回も起こされるわけで、慢性的に寝不足なので、寝る時間削りたくないよね。趣味の時間、ないよね。

 

学生のころ、自分の母親には趣味らしきものがないなと思っていた。休みの日にボーっとしているので、なんか本読んだりとか映画見たりとかしないの?って聞いたら、私にはボーっとする時間が必要なんだよねと返ってきて、つまらなくないのかこの人と思ったものである。今ならわかる。子育てで趣味が死んだんですよね。一度死んだ趣味、復活させるのパワーかかるし、そもそもあの時まだお母さん、子育て中ですもんね…。今ならわかるしごめんとしか言えない…。

 

そして今夫はゲームをしている。彼は夜中子供が泣いても起きることがないので安心して睡眠時間を削りゲームをしている。めちゃうらやましい。私もゲームしたい。正確に言うと死にかけの趣味を生き返らせたい。時間と余裕が欲しい。キングダムハーツが積まれてるんだよ。