社内備品とうなぎパイ

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ビタミン剤と南の島

朝起きてすぐ体温を測ると大抵37度を超えている。風邪かと思い病院に行って再度熱を測ったら36度台に下がっていて、医者からは「疲労じゃないですか?」と言われる。この一連の流れを今年に入ってからもう4回くらい繰り返していて、この間はとうとう医者からビタミン剤だけを処方された。完全にプラシーボ効果じゃねえか。病院内で「仮病メンヘラ野郎」というあだ名がついているに違いない。


サラリーマンは緩やかに体調を崩しながら生きている。チャラチャラしててめちゃくちゃ元気な一つ下の後輩がいつも体調不良を訴えている。「なんか俺ー、自律神経失調症らしいっす!」「ずいぶん難しい言葉使うんだね。覚えたてなの?」「違くてー、マジでうつ病かもしんねー」「お医者さん行きなよ。前から思ってたけど、ちょっと頭おかしいもん」「まじめに聞いて! マジ、病院にも行ってきてー、医者が言うには俺って自律神経失調症なんだって」「でも確かにいつも大変そうだもんね。いろんなことやってるからきっと疲れてるんだよ」「ほんとそう! 俺何でもできちゃうからなー」とまあこんな感じのことを死んだ目で言う。明らかにヤバい。サラリーマンは緩やかに蝕まれながら生きている。


隠居して南の島でのんびり生きたいわー。