社内備品とうなぎパイ

アニメとか漫画とかゲームとか映画とか

仕事したくないし家に帰って子供の相手する気力もない、そんな日が週3日ほどある

仕事楽しい!という感情と仕事やりたくない帰る…という感情を何度も何度も行き来してしまい真ん中あたりに行くことができない。小さな子供がいる以上仕事は絶対定時に終わらせて保育園に毎日18時にはお迎えに行かなければダメだし、そのあと1歳児にご飯を食わせて1歳児を風呂に入れて自分も急かされるように体を洗い風呂から出て着替えさせて1歳児の歯を磨き寝かしつけて自分の飯を食べていると急に「隣に母おらんやんけ!」と泣いて怒りだす寝ぼけ眼の1歳児が爆誕する。ここまで毎日一緒である。ゆっくり風呂に入る時間もゆっくり夕飯を食べる時間も、ましてやゆったりと本を読んでふむ…この話は今やっている業務にも活かせそうな内容だな…などと考える余裕もないのである。

 

育児ストレスのヤバイところは解消する時間がないところだと思う。この間会社の偉い人と食事をしたときに「時間って自分で作るものでしょ?ないとか言うのは甘え」と言われたけどその人は子育てに全然関与してないって自分で言ってたからマジでお呼びでない。逆に甘えんな。お前の時間はお前の努力だけで作られているわけではない。

 

子供が生まれてからというもの、とにかく基本的人権は消え去り、生存権は消し飛んだ。おそらくだけど健康で文化的な最低限度の生活は営めていない。目の前にいる小さい人間の腹を満たして寝かせて悪いことやったら叱る、私の人生のミッションはこれらがすべて。小さい人間は私を休ませてあげようとか気遣うことができないので、24時間体制でミッションに挑むことになる。何年かかるんだろうこれ。

 

子供を育てるの半端なくしんどい。でも面白いところもある。大人になるとだいたいのことは経験していて感動することもめったになくなるが、子供を通すと感動の追体験ができるなと最近気づいた。昔ブログに「自分が初めて雪を見た時のことを全く覚えていない、絶対びっくりしたし感動したと思うのに」という旨のことを書いたことがあるが、私は自分の子供を通して初めて雪を見たときの感動を追体験できる気がしている。

 

子育ての中で見つける幸せとか感動とか気づきってきっと広大な砂漠の中で小さい花を見つけるような感じだと思う。見つけるには歩き続けなくてはならないし、注意深く周りを見渡していなければならない。だいぶしんどいんだけど、でもまあ悪くはない。とりあえず体力あるうちは頑張るしかない。