社内備品とうなぎパイ

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就職活動における私の失敗②

本を読むことが好きだったので、出版社に就職したいと思った。小さな会社から大手の会社まで網羅的にエントリーするも、n次面接までは行けるのに、最終面接まで行けない。門前払いではないということは、少なくとも適性はあるということのはずなのに、内定が出ないということは「そのレベルの人材ならいらない」と言われているような気がして、本当に辛かった。

自分が思いつく限り、探し出せる限りの出版社、全部受けて全部落ちた。ていうか出版社だけじゃなかった。100社近くエントリーして全部落ちた。ここまで落ちると自己肯定感もほぼゼロ、息を吸って吐くことすら申し訳なく思うようになり、何とかこの世界に生きていることを認めてもらいたいという一心で「道端や公園に鳩がいたらゆっくりと近づき、逃げられなかったらその日は生きていてもいい」という謎の自分ルールを作るまでには心が崩壊していた大学4年生の初夏。今思い出すだけでも辛い。

それでもしつこく面接を受け続けていた。大学4年生の6月ごろにはもう「受かりたい」という気持ちはなく、「私の半径2メートル以内にいる奴を何とかして全員笑わせたい」という刹那的な目標を抱きながら選考を受けていた。選考って言ったって私のような人間はどうせ落ちるし、となるともう二度と会わない人しか選考の場にはいないわけだから、めちゃくちゃなことをやっても大丈夫! というポジティブな破滅的思想とともに就職活動をするようになったが、不思議なことに、そこからあまり落とされなくなった。人生はなかなか思った通りに行かない。