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就職活動における私の失敗①

今から約7年前。大学3年、2月。同級生の多くがどんどん就活を始め、選考を勝ち進んでいく中、私はどこにいたのかというと、雪が吹きすさぶ秩父の山奥だった。

 

説明する。

 

大学入学時、誰もが悩むサークル選びに、恐らく私は失敗したのだと思う。私が入ったのはボランティアサークルで、活動内容は、大学周辺の小学校や児童館で子供たちと遊んだり勉強を教えたりする、というものだった。

社会に貢献する良いサークルである。と誰もが思うだろう。しかし内実は、大学3年の2月に秩父の山奥である。

次に、なぜ秩父の山奥にいるのか。と誰もが疑問を持つだろう。何を隠そう、討論のための合宿に参加しているからである。

私の所属していたサークルにはチーフに始まり副チーフ、渉外、その他10個くらいの役職があって、代替わりの際は1週間秩父の山奥に籠ってサークル員全員で終日会議をし、皆の承認を得なければならないという最高にクレイジーな決まりがあった。サークルの代替わりのために私は貴重な大学3年生の2月の1週目を棒に振っていたのだ。当時もクレイジーだと思ったし、何なら今も相当クレイジーだと思っている。しかも当時はリーマンショック直後のいわゆる就職氷河期に突入しており、どう考えても秩父で会議している場合じゃなかった。私は、サークル選びに失敗したのだ。

 

そのせいかどうかは定かでないが、結局私の就活は、大学4年生の8月、お盆まで続いた。

 

 

そもそも、一般企業に就職するかどうか、私はギリギリまで悩んでいた。なんとなく教職課程に進み、なんとなく単位が取れてしまっていたおかげで、教員になるという道もあったからだ。

教員になるには教育実習をする必要がある。しかし、就活と教育実習を両立させるのは非常に難しい。当時、教育実習は最長4週間。4年生の5月~6月あたりの約1か月間、ほぼ毎日実習先の学校に通わなければならない。それに加えて、授業計画の作成、部活動の監督、学校行事の運用、HRの運用、生徒に何を質問されてもある程度答えられるように、自分でも勉強しなければならなかったりして、就活に割ける時間はほとんどない。一般企業への就職と教員、可能性をどっちも残そうとすると、かなりの負荷がかかる。

 

優柔不断な私は、どちらかを選び取ることができず、結局どっちもやることにしてしまったが、結局、教育実習中に進んだ選考は一つもなかった。つまりすべて落ちたということだ。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉がここまでバチコーンとハマった経験は後にも先にもなかった。