社内備品とうなぎパイ

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野村のこと

野村という名字の人からにじみ出るあの野村感は何なんだろうって思ってる。野村と出会うたび野村と話すたび野村を見かけるたびいつも思ってる。野村は100%野村で野村でしかないという感じがある。佐々木は佐々木でなくてもいいし、山田も山田でなくていいという場合がままあるのに、野村だけは、野村に関してだけはもう野村でしかない。野々村は野々村でなくてもいい。でも野村は野村でないとダメ。
周りを見回してみてください、あなたの近くの野村も野村感すごくないですか? いや絶対すごいと思う。反語を使うほどに強調したい野村が持つ野村の力、こう思ってるの絶対私だけじゃないはずなんですよ。野村という名字にはそれくらいの力がある。
ここまでくると野村という名字を名乗らなければならない野村たちがかわいそうとすら思えてきた。だってこんな強大な力を持つ野村という名字を背負って生きなければならないなんて辛すぎませんか? 野村という名字を冠した途端野村に飲みこまれてそれ以降野村でしかなくなるんですよ野村たちは。私の頭の中で業が深いという言葉が浮かんでは消えている。
野村って打ちすぎて野村がゲシュタルト崩壊してくるかと思ったけどそうでもない。野村という文字の力強さはゲシュタルト崩壊をも凌駕する。いずれ日本経済が野村に占領されるのではないかという不安すら覚える。野村ホールディングスが大きいのはひとえにその名前のおかげですよきっと。


まあ私の周りに野村という名字の人は2人しかいないんですけどね。