社内備品とうなぎパイ

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一抹の夢と谷川俊太郎

クリスマスにPerfumeのコンサートに行ってきたのはもう何度もこの日記に書いたので私自身飽きている。飽きているけどこの気持ちだけは止められない。この名前の付けられない、微妙な気持ちだけは、止めることができないんだ…


2013年の末、Perfumeというエレクトロポップ・グループ3人組のコンサートが東京ドームでありまして、上司がチケット当てたんですわ。4枚。で、行ってきたんですよ。ここはいい。うれしかったし。
上司、実は大阪ドームコンサートの方もチケット当ててたらしく、そっちは弊社の西の方の事業所の面々で行ってきたらしいんですね。ここも全然いい。むしろ当てすぎだろ、すげえな、って思う。


で、コンサートも終わってそろそろ1ヶ月経ちますわ。年明けたし、一緒に行ったM先輩は会社辞めましたし、コンサートで天井から落ちてきた風船拾ったんだけどこれも見事にしぼんでますし、もうPerfumeは過去の出来事ですよ。一抹の夢。これも仕方ない。人は忘れていく生き物だから。
でも上司は忘れていなかったんだね。


弊社ではスケジュール管理票をweb上で社内共有しており、誰でも編集できるって前も書いた気がしますけど、そのスケジュール表見てたら関西組が東京戻ってくるタイミングで東京ドームと大阪ドームのコンサートに行ったメンバーで飲みに行く予定が勝手に入ってまして、「何だこれ?」って別の先輩とも首をかしげながら嫌な予感しかしてなかったんですが、もちろんその飲み会は上司が企画したもので、「みんなで反省会しよう!」って言うんですね。コンサートの。え? 反省会? コンサートの? って思った。私たちってPerfumeだったっけ? 16万人の前でワンルームディスコ踊ったっけ? って…
でも上司の顔が輝いてたから、もう私は何も言えなかった…


この気もちはなんだろう
この気もちはなんだろう
谷川俊太郎・詩集「どきん」所収「春に」より)