社内備品とうなぎパイ

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暇と消しゴム

ここのところの「金曜日の夕方全く集中できない現象」は目を見張るものがある。もともと集中力がある方ではないのだけれど、それにしたってすごい集中力のなさである。やらなければならないことができてから3秒後には「あれ…何をしなくちゃならないんだっけ…」となっているし、やらなければならないことをふと思い出しても3秒後には「あれ…何を思い出したんだっけ…」となっている。僕の記憶は3秒しかもたない。博士の愛した数式も勝てない。私の頭の中の消しゴムっつうか私の頭が消しゴムみたいなもんで、文字通りイレイザーヘッドであり、金曜日夕方の私は私のすべきこと、したいことを消しゴムで消しては途方に暮れている。
ちなみにイレイザーヘッドって鉛筆の先についた消しゴムのことらしいです。


何を隠そう集中できない時に書いているのがこの日記な訳で、そうするとこの日記の内容はいわば消しゴムのカスみたいなものな訳で、私はその消しゴムのカスを集めて固めて形にしていることになる訳で、それは小学生が授業中暇なときにやってることと変わらない。いつまでたっても本質的なものは何も変わらないことに若干の恐怖を感じる。このアホみたいな習慣から私は抜け出すことができないのだろうか。


変わらないと言えば、本屋に行って本とか漫画を買い込む癖がなおらない。本を買う前に本棚を買え、本棚買う前に本棚を置ける家を買え、と言われるくらい本が増えすぎて困っている。この間も本屋に行ったら目当ての本以外も思わず買ってしまった。昔はたくさん本や漫画を買うともったいない、図書館で借りなさいと母に怒られたが、今はもう本を買うことに関しては何も言われない。前述した「本を買う前に〜」という文句を言われるだけだ。
でもまあ言うほどたくさん本を読んできているわけでもない。学生の頃暇をつぶしたくて本を買って読んでいた癖が抜けず、暇がなくなってしまった今でも本だけは買ってしまうのだった。本を選ぶときの感覚はお酒を選ぶときの感覚に似ているような気がする。よくわかんないけど。


本当はいろいろ出来事とか書いていきたいんだけど、文字にするとどうしてもどーでもいいことにしか見えてこないのでやめた。こうやって今書いてることもどーでもいいことだしな。とりあえず今の私は今を生きている。ていうか今しか生きられない。今まではしなければならないこととかしたくないこととかするべきことをしてきたけど、今はもうしたいことしかしたくなくなってしまった。もうちょっと社会に適合できる人間になりたい。