社内備品とうなぎパイ

アニメとか漫画とかゲームとか映画とか

酒盛りとレーザービーム

他部署の先輩が産休に入り、別の先輩が転職することとなり、また別の先輩はヒューマンエラーによりプロポーズのタイミングを逃した。ドラマチック。一方私は本日来ていた白いシャツにお昼ご飯の鳥南蛮を落とし、会社の洗面所で洗濯していた。私の人生ってなんなの。


金曜日の夜には社内で酒盛りがあり、楽しくお酒を飲んでいたはずが気付いたら土曜日の朝5時になっていた。私は社内の床の上で寝ていた。隣に横たわる新卒の女の子。椅子に座り我々二人を見下ろす先輩。自分の身に何が起こっているのか瞬時に判断することができなかったが、単純に酔っぱらってぶっ倒れていただけであった。途中記憶が抜け落ちているが、後から聞いた話によると私は「もう遅いから帰りなさい」と言ってくださった部長に対し「まだこっちが飲んでるでしょうが!」と北の国から田中邦衛ばりに啖呵を切ったらしい。もう会社になんて行きたくない。会社のことを考えただけで頭が痛くなる。
週明けの月曜日はそのことでいじられてばかりいた。もう嫌です。私は酒を飲んではいけない人間…


とはいってもやっぱり、酒、飲まずにはいられない。とにかく酒を飲むと楽しいしすべてのものが美しく見える。ホコリは宙を舞う綿毛、ゴキブリはきらめくブラックダイヤモンドである。酒を飲みながらテレアポしたい。なんかすげえアポ取れる気がする。
いや、何言ってるんだろう。発想がアル中になっている気がする。私は酒を飲んではいけない人間…うう…


とにかく先週の金曜日をなかったことにしたい。弊社の人間の先週金曜日夜10時〜土曜日朝5時の記憶をレーザービームで抹消したい。