社内備品とうなぎパイ

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白目とカント

今週火曜日に「木曜日までにやってね☆てへぺろ☆」みたいなノリで超膨大な量の業務が課されたため、木曜日は白目を剥きながら目の前の問題を片付け続けるロボットとなっていた。
気分はまるでスパゲッティにかけられるパルメザンチーズで、自分の体が削り器でちょっとずつがりがりやられていっている様子が容易に想像できる。実際何も減ってないけど。忙しいときとか、大変な時に「精神がすり減る」っていうのはすごくしっくりくる言い回しで、最初に思いついた人はすごいなと感嘆しながら、そういう風に自分の境遇を何かに置き換えて想像できるうちはまだ大丈夫だなあとぼんやり思った。


こんなにいっぱいいっぱいで大丈夫か? と最近本気で思うようになった。大人になると親のすごさがわかるというけれど、親に限らず大人は全員すげえなと大人になった今ものすごく感じる。すごいっていうか最早気味悪ささえ感じる。こんなに働いて働いて、大人たちは一体どこに行くんだ? いっぱいいっぱいすぎて、私はどこにも行けない。位置的な意味でも、精神的な意味でも。このまま見えない壁に阻まれながら衰弱して死んでいくのだろうか。衰弱していく自分を想像して、途端に怖くなる。カントは死ぬ間際「これでいい」と言って亡くなっていったという逸話がありますが、私が死ぬときはたして同じことを言えるんだろうか?


とにかくやりたいことをやらなければ! と思ったので今日は服を大量に買った。およそ社会人とは言えない感じの服ばかりだけど気にせず着ることにする。多分先輩からなんやかんや言われるだろうけど、それぐらい許せよな!