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社内備品とうなぎパイ

アニメとか漫画とかゲームとか映画とか

カナリアといつか住む

<昼休み>
外から戻るとオフィス内が妙な匂いだったので近くにいた先輩に「なんか変な匂いしませんか?」と投げかけたところ、先輩が社内の隅っこの方を顎でしゃくったので、そちらを見ると別の先輩が電子レンジで愛妻弁当を温めていた。手を合わせ無言で謝罪。


誰譲りでもない迂闊発言過多な性格で子供の時から損ばかりしている。十何年も前の話、クイズ番組で「水槽の中にいる大量の熱帯魚の数を数える」という企画があり、こんなの数えられないよねえなんて話を食卓で和やかにしていたのですが、「魚を水槽の水ごと鍋に移して沸騰させれば数えやすいと思う」という私のサイコパスな発言で食卓に稲妻のごとき速さで緊張が走ったのを記憶している。いや実際数えやすいと思うけど。
思ったことをよく考えずすぐ口に出すからよくない。こういうことって言っちゃいけないっぽいなと気づいたのは中学校3年生くらいの頃だった。今でも思ったことをすぐ口にしてしまうので迷惑がかからないよう普段はあまりものを考えないようにしているのですが。止めらんねえもんは止めらんねえんだな。


おかしいなと思ったことをすぐに口に出しておかしいと言う性格がなおらない。もし私がカナリアだったら炭坑内でガスが発生してもすぐさま「こいつはくせえーッ!」などと反応できる優秀なカナリアになれただろう。しかし私は炭鉱で働いていないし、そもそも人間なので、そんな能力はいらない。


生まれ変わったらカナリアになろう。



<残業>
今年4月から九州営業所勤務になってしまったかっこいい元上司がFacebookで写真を上げていて、確認したら髪の毛を切っておられてさらにかっこよろしくなっており、顔中の穴という穴が開いた。穴から鼻水くらいは出ていたと思う。ああ、3月までは毎日のように顔を合わせていたのに、今はこんなにも遠くに行ってしまって…と思うと妙に感傷的になり、穴から涙が出た。嘘です。涙なんか流してないけどかっこいい元上司がいるのは本当です。


ここに住みたい…と思う町が最近でき、頻繁に通っている。いつか住む。